石川県道17号金沢港線(かなざわこう せん)
石川県道17号金沢港線(かなざわこう せん)
種類:主要地方道
起点:金石交差点(金沢市金石西3丁目1番1地先)
終点:白銀交差点(金沢市本町2丁目3番地先)
総延長:5,850m
概要:金沢市内を通る路線。海沿いの金石と金沢市街地とを結ぶ。通称「金石街道」「金石往還」。
・金石交差点〜六枚交差点は,ほぼ一直線。
・金石交差点から長田中央交差点付近は,かつての北陸鉄道金石線(1971年9月1日廃止)の線路跡を利用して
整備・拡幅されてきた。
・藩政期の「宮腰往還」「金石往還」には,沿道に松の木が植えられていたことに因み,
藤江交差点〜中橋交差点の中央分離帯には,松の木が植えられている。
車線数:
・金石交差点〜藤江交差点=片側2車線
・藤江交差点〜六枚交差点=片側3車線(中央分離帯有)
・別院通り口交差点〜金沢駅前中央交差点=片側2車線
バス専用レーン(日曜・祝日を除く,7時30分〜9時。二輪車,客のいるタクシー,4人以上乗車の車も通行可):
・藤江交差点〜白銀交差点・左側第1車線(金沢市街地行き方向)
沿革:
・1616年:加賀藩3代藩主・前田利常が,宮腰(みやのこし・現在の金石)から
城下への入口(現在の六枚町交差点)を一直線で結ぶ往還を作り上げた。
当時より「宮腰往還」「金石往還」と呼ばれる。
利常は,金沢城から一直線上で往還を見渡せるようにしたともいわれている。
現在の地図で見ても,この往還の延長上に金沢城(金沢城公園)がある。
・1959年:中橋陸橋が完成
・1960年10月15日:「整理番号101 金石白銀町線」として認定。
・1965年8月10日:「整理番号18 金沢港線」として認定。
・1990年:JR北陸本線金沢駅周辺連続立体化事業(高架化事業)のため,中橋陸橋を撤去。
・2000年6月10日: 藤江交差点〜六枚交差点の片側3車線化の完了。
最終更新日:2011年9月9日